【映画感想文】電車男

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【あらすじ】
ふとしたことで出会ったオタク(電車男)と美人女性。彼の恋を応援すべく、ネットの住民が応援する。見事、告白に成功。応援していた、みんなも成長する。


【良かったところ】
電車男以外の人も成長(変化)した。
○ドラマ版とのコラボレーションもスパイスに。
オタク文化を美化しすぎていない。つまり、オタクに媚びていない。


【引っかかったところ】
△結果的に周囲の変化を描いたのは良かったけど、それぞれの背景が気になる。瑛太とか国仲涼子とか、描くべき背景があったように感じた。
△名前を明かさないのが良かったようで、ちょっと引っかかった。
エルメスが電車を好きになる要因が浅い。(勇気を持って助けてくれたのは好感を抱く理由としては十分だけど、ずっと一緒にいようみたいな好意を抱くまでになるかなあ。やっぱ山田くんがカッコイイからか)


【印象的なセリフ】

「ずっと、このままだと思ってました。一人で秋葉ふらついて、下見て歩いて、人と目合わないようにして、喋るときはパソコンで。それでいいやって、年とるとオヤジなっても一人で、それでも、別にいいやって。でも、怖くなったんです。楽しくて、初めてだったんです。人と、一緒にいて、あんだけ、あっという間に時間が経って。また、すぐ会いたくなって。一人じゃ居れないって言うか……。ずっと、ずっと、一緒に居たいです。好きです。貴女のことが、好きです、大好きです」


【思ったこと】
・今でこそオタク文化というかオタク人種は許容されてるけど、2005年はまだギリギリアウト。そう考えると、文化が広がったようでステキ。
・もっとディープなオタク感があるとNGだったんだろうな(マトリックスとかPCのトークとかあったけど)
・世間の「純愛ブーム」があったらしいので、その流れもあったのかも
山田孝之中谷美紀瑛太三宅弘城岡田義徳坂本真国仲涼子木村多江佐々木蔵之介
彼らがいまだ、現役バリバリっていうのもすごい。